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2020.02.17  カテゴリ: タグ:

新建ハウジング今月号に当社が掲載されました

新建ハウジングの2月号に弊社が取り上げられました。
新建ハウジングは業界紙で一般の書店では購入できません
それでどういうことが掲載されたか少し紹介します。 

当社がここ数年取り組んできたブランディングと言うものについての紹介です

ブランディングとは、その名の通りブランドとして認知されると言う解釈でいいと思いますが、

当社の場合はそういった大それたものではなく、
建っている家を見たときや、室内の雰囲気を見た時に、なんとなくこれって
“石貫工務店の家”じゃないかなあ
とわかるような家づくりをしたいと思いブランディングに取り組み始めました
昔の家は、なんとなくその工務店の特徴が分かるものがありましたが、
今はメーカーが作った、外壁サイディングを使用することで、いろんなデザインの表現が出来るようになった代わりに、

工務店が作ったのかハウスメーカーが作ったのか分からなくなってきました。
また、開口部(アルミサッシ)も、外部空間と家の中をつなぐ、装置としてよりも

、小さい窓をたくさん並べて、デザインとして使うような家が増えてきました。
当社も、数年前まで、お客さんが要望するものをたてて、喜んでいただけたら、それが1番だと思っていました。
しかしある時、
“専門家としてやるべき事は、これだけだろうか?”
と言う疑問が出てきたのです。


私たち工務店の作るものは、一度出来上がると、数十年にわたり使われ続けます
家を建てた当初は、建て主の年齢も若く奇抜なデザインも受け入れられたかもしれませんが、

歳をとってきたときに、そういったものが“心地よい”と感じるのか?
流行を取り入れた外観デザインが、古びてきた時に、町並みにあうのか?

これは、工務店として、提案するべきことではないかと思い始めました。
それで年齢的に40代半ばを迎えた頃、家づくりの考え方を学び直そうと思い、

以前から設計の考え方が好きで、いくつもの著書を読み、家づくりのあり方に共感していた、建築家伊礼智氏の設計教室に通い始めました。
ここで、伊礼智氏から町並みを壊さない、佇まいの家のあり方や、落ち着いた心地よい内部空間の設計手法を学び、数年をかけて実践してきました。

そしてこういった考え方に、共感してくれる人から、少しずつですが依頼が増えてきています。
これが当社の取り組んできたブランディングの大まかな内容です。

少し長くなってきたので続きはホームページ内の

“石貫工務店物語”や”設計作法” よければお読みください。

あと今後は、なるべくブログを書く時間を作って、伊礼智氏から学んだ、心地良い家づくりの考え方、少しずつ紹介したいと思います。

 


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