木の家を諦めたくないご家族のための、
提案型規格住宅が誕生しました。

ここ数年で家の値段はこんなに
あがった

新型コロナが猛威を振い、ステイホームが叫ばれるようになったことにより、アメリカの住宅需要が増え、日本に木材が入ってこない状況になりました。これはウッドショックと呼ばれ、商社が木材を買い占めたこともあり、木材の価格が高騰、また半導体不足もあって住宅設備も品不足になり、その他の建材も値上げを繰り返す事態になっています。

一方で、賃金は一部大手を除いて上がる気配はなく、いわゆる「スタグフレーション」と呼ばれる経済状況になっているのがいまの日本です。
この状況では、自然素材の木の家を注文で建てるのは、世帯年収がそれなりにないと、かなり厳しいといえます。

いい木の家を諦めないための
３つのポイント

これまで石貫工務店は「普通でちょうどいい家」をコンセプトに、ちょっと頑張れば手に入る、上質な木を家を提供してきました。しかしながら、この建材高騰のいま、これまでと同じ家を建てようと思うと 500 万円近く余計に予算を見ておかないといけない状態になってしまっているのが現状です。
では、どうしたら、自然素材の木の家を近い値段で手に入れることができるでしょうか？

１．ちいさく建てる

ひとつは、「小さく建てる」ということです。単純に小さくすれば使う材料が少なくて済みますし、結果的に気積が小さくて済むので毎月の光熱費も低く抑えることができます。おそらく断熱や気密もこれまでの家よりかなりよくなりますから、光熱費自体はかなり抑えることができ、家計全体で考えたら、毎月「住まい」に掛けるお金は安く済む可能性もあります。
ここで考えたいのは、ただ小さくしてしまっては狭くて住みづらい家になってしまうということ。
ここでわたしたち石貫工務店の設計力が生きてきます。ちいさくても開放的で心豊かに暮らすことができる家にするのは、なにより「設計」が大事になります。断熱・気密を向上させ、ひとま空間でも空調が効く空間とすることで、ちいさくても狭く感じない家にすることは十分可能なのです。

比較のために、一般的な40 坪のプランを起こしてみました。無駄な廊下スペースがあったり、普段使わない客間に大きなスペースを割いてしまっていて延床面積が増え てしまっているのが気になります。

こちらは、無駄な廊下を廃して、同じ居住空間を約33 坪に納めたプランです。廊下はないですが、回遊動線を確保、水まわりをストレートラインでつなぐことで家事もスムーズにできるようになっています。使用 頻度が低い客間の代わりにごろりとできる和の小さな空間を用意しました。

２．長い目で見る

ちいさい家にすると当然さまざまな成約が生まれてきます。そもそも「いま現在」の要望にこだわりすぎると将来住みづらい家になりがちです。子育てする期間は長くて 15 年程度、子供部屋やプレイルームなどにスペースを取り過ぎてしまうと、そこは将来使わない空間として「納戸」になってしまう可能性大です。将来を見据えて可変性のあるつくりにしておくことがたいせつになります。

子供部屋だけでなく、その他の空間もあまり「いま」の要望にこだわり過ぎないほうがいいといえます。年を経れば暮らし方もかわりますし、好き嫌いという感性もかわります。誰もが心地よいく感じ、暮らしやすい間取りで建てておくこと、実はこれが永い目でみてこれは永い目でみたコストダウンにもつながります。個人的な希望でまとめた特殊解の家より、一般解で解いた家のほうが、もし将来の売却することになったとしても有利に働きます。

３．メリハリをつける

限られた予算をどう使うか、これもいい家をリーズナブルな価格で建てるには考えておきたいポイントです。例えば、構造や床・壁など交換が難しいところにはお金を掛け、ずっとは使えない機械モノ…設備は不必要にお金を掛けないといった割り切りも必要です。
その点では性能を追いすぎないこともたいせつになります。数値だけを追い求めていくと、すべて最上級のスペックにしたくなりますが、当然コストも掛かってきます。例えば断熱等級も最上位の７にしようとしたら、付加断熱といって余計に断熱材を入れる必要がでてきます。が、それに掛かるコストを光熱費削減分でまかなおうとしても 50 年かかってもペイしません ( 光熱費を一定とした場合）。比較的温暖なここ熊本県であれば、等級６程度で十分暖かい家にすることができます。
コスパを考えた性能追求は手が届く価格で自然素材の木の家を手に入れるポイントになります。

等級を上げると光熱費が下げられるが、当然イニシャルコストも高くなり回収するまでに期間がかかる

これまで解説してきた「いい木の家を諦めない」ための家づくり、実はわたしたちが提案する規格住宅 iDEA であれば、叶えることができます。 具体的にいうというと、 3,000 万円で心地よい木の家が建てられます。

規格住宅 iDEA の特長

• ・伊礼智住宅デザイン学校で二度の年間最優秀賞に輝く、代表石貫希生が設計！
• ・小さくても心地よい居場所がある住まいを実現
• ・ここ熊本で快適に暮らせる基本性能を確保

規格住宅 iDEA コストダウンの
秘密はここにある

標準化により、ムダを省く

• ・ベースのプランをつくる　変更は周囲の環境や接道などの周辺環境での変更にとどめる。
• ・階高や屋根勾配などを決める　・使う素材・設備を決める

→結果：部材の歩留まりを押さえ、
　　　　打ち合わせ回数を減らすことでコストを削減

ちいさくつくる

全体の大きさを抑えることで、部材コストを削減。必要となる敷地も狭くすることができます。年間のランニングコストも抑えることができ、トータルでコスト を抑えることが可能となります。

→結果：実質的な面積が同じなのに、
　　　　建築コストを削減
　　　　気積が小さくなることで冷暖房費も削減

ちょうどいい性能でつくる

やみくもに数値を追い求めず、ここ熊本で暑くなく寒くない性能で建てることでバランスのいい性能を実現します。

断熱等級は HEAT20
G2 クラスの「６」を基準に

現在断熱等級の最上位は「７」が設定されていますが、これを実現するには断熱材の厚さなどかなりコストを掛ける必要がでてきます。もちろんその効果はありますが、温暖な熊本ではそこまで断熱を高めなくても十分心地よい空間を実現することは可能ですし、掛けたコストを光熱費で回収することを考えるとオーバースペックともいえます。そこで idea では断熱等級は「６」を基準として考えています。

耐震等級は最高級の３をクリア
（許容応力度計算）

先の熊本地震の経験を活かし、複数回の巨大地震に耐えうる耐震性能は確保しました。許容応力度計算による耐震等級３をクリアしています。

→結果：オーバースペックにならない分、
　　　　断熱材などのコストを削減

Plan

ご夫婦と子供２人程度を想定した間取りとなっています。リビングは吹き抜けになっており開放感を味わうことができます。玄関からキッチンへの家事動線を確保。二階の吹 き抜けに面してスタディコーナーも設けてあります。

外装・設備

内装材

プライス

※価格はコンピューターによる概算です。
令和５年３月時点の単価を元に算出しております。

ご夫婦と子供２人程度を想定した平屋のプランです。玄関からファミリークローゼット、水まわりまでぐるりとまわれる動線を確保。日々の暮らしをしっかりと受け止めてく れる平屋になっています。

外装・設備

内装材

プライス

※価格はコンピューターによる概算です。
令和５年３月時点の単価を元に算出しております。