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2021.03.13  カテゴリ: タグ:

”素材について~”

素材について

工場で制作された既製品の建具または新建材(今回はプラスチックを利用した内装材などに限る表現とします)

と呼ばれる木目のシートを貼った床材や天井材などは、たくさんの種類がありインテリアを自分好みにするのに安価で

手早く仕上げることができます。

今の家づくりが主流かもしれません

 

しかし当社では、なるべく既製品や新建材を使わず自然素材の材料を使うようにしています。

自然素材を使うことで、環境や健康に留意する側面もありますが、

それよりもこれらを使うことによって得られる素材の質感を大切にしています。

当社では、コンパクトに家づくりをするように考えているので、どうしても住む人の目線と仕上げの材料が近くなってしまいます。

それで素材の質感というのがとても大事になってきます。

室内を写真で見てみると大した違いはわからないのですが、実際にその空間に身を置いたときに素材の質感や

存在感を直に感じるようになります。

壁材をビニールクロスで仕上げるよりも、左官塗りで仕上げた方が、見た目の質感が断然良くなります。

床材についても、なるべく無垢の床材を使いますが、無垢材でも表面を削り出した浮造の床を好んで使っています。

こういった素材はとても足ざわりが良く。冬でも温かみを感じることができます。

そして左官壁や浮造りの床材は、室内に光が差し込んだときに、ビニールクロスや新建材の床材では表現することのできない光の陰影が、

空間に深みが出してくれます

実際に生活をする場所は、ただ単に見た目の美しさやカッコ良さがあればいいというものではないと思います。

その空間に身を置いたときの自然素材の匂いや手触りや足触りなどは心地よく住まうためには必要だと思いますし

こういった要素は自然素材でならではの事だと思います。

多種多様な新建材を使って、非日常的な空間を作る住宅デザインもありますが、次々と新しく作られる新建材は、

新しいものが出るたび又は古くなったときにその価値が失われていくのではないかと感じます。

価値が失われた時に、作り直す余力のある人は良いかも知れませんが、大抵の人はそうはいきません。

そのためにも、長く使える素材、時間がたっても経年変化することによって、深みを増す自然素材を使いたいと思っています。

住まいとは、日々の日常を過ごす場所であり、住む人が歳をとるように、家もそれに合わせて歳をとっていきます。

人や家がそれぞれ美しい年の取り方を出来るような素材を使うのは、長く住み続ける上で大切なことではないでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 


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